2008年2月10日日曜日

インド2

2006/4/25
さて。カリケリ(カルナータカ州のダラワードからバスで30分ほど行ったところにある小さな村)にはカナダ人の設立したNGOの音楽学校があります。アン タッチャブル(不可触)のカーストやスラム出身の子供たちがここに寝泊りしインドの伝統的な音楽と基本的な教育を受けています。カナダでは結構有名でプロ の音楽家によってチャリティーコンサートがカナダ各地で行われその資金を元に運営されています。
朝、日の出とともに起きヨガに始まり歌、タブラー、シッタール、ダンスなどを午前中に勉強し、午後はヒンディー、カンナラ(カルナータカの言葉)、数学、 英語などを学びます。そのほかの時間も子供たちはそれぞれ自習に励み、学校は始終美しい子供の歌声と楽器、笑い声でにぎやかです。
私たちは、時間がなく1週間しか滞在できませんでしたがとてもユニークな経験をさせてもらいました。
今、5歳から15歳の子供が84名ここで教育を受けていますが、この子達が大人になったときカーストに負けず強く自分の力で生きていってくれることを心から願っています。
かわいい子供達の目にお別れを言うのがつらくこっそりとサヨナラも言わずカリケリを経ちました。
そしてビーチとココナッツの木々輝くゴアへ。ゴアには色々なビーチがありどこがいいのかよくわからずとりあえずアンジュ-ナビーチへ。もうハイシーズンは 過ぎていたので人は少なく、クレイジー&パーティーで有名なゴアとは違いのんびりできました。ここでは何をするでもなくビーチで本を読み、水浴びをし、昼 寝をしとぐうたらな時間を楽しみました。
そのゴアで私たちは「ホーリー」というインドのお祭り(祭日)に出くわしました。この日はみんな狂ったように赤や黄色や緑、色とりどりの粉をお互いにかけまわります。若い人たちは朝からお酒で酔っ払い
あたりかまわず粉をかけて回っています。インドでは特に男の人に触られることがいやだった私(人によっては胸などを思いっきり触ってくる人がいるんです。 多分、性的なものが抑圧されすぎていてそのはけ口が外人旅行者に回ってくるんでは?)はその酔っ払いたちから逃げ回っていました。
友人は前も後ろも赤や黄色に染まり、タンクトップを着ていた彼女はやはり胸を思いっきりもまれたと憤慨していました。
ビデオクリップや雑誌などとてもセクシーなのが多いのですが現実は多くの女性がサリーやチュリダでほとんどの肌を隠しています。結婚をするまでにお付き合いやそれ以上などという人は少数派でそういうところで歪がでてくるのかな・・・?  触られるのはほんとにやです。

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