2008年2月10日日曜日

美しい山間の町

2005/12/3
先日、スローボートでルアンパバーンまで下るためノンキヤウという山間の村を訪れました。川沿いに切り立った山々が美しくそびえる穏やかな素敵な村です。小さな村ですがバンガロー型ゲストハウスがいくつかあり、私たちも川沿いの素敵なバンガローに一泊しました。
そのバンガローは竹を組んで立てられており、扉、窓すべて天然素材でできています。ベッドには美しいシルクのカバーがかかっており、ランプシェードは土器 製、キャンドルライトで夜はライトアップできます。かなり気に入り、喜んでベッドに飛び乗ったところ・・・何だか変なにおいが・・・ん・・?
ふと左横を見てみるとそこには新しい猫のうん○が!!うわっ!っと飛び降り、管理人のお姉さんを呼びシーツやカバーなどなどすべて換えてもらいました。ふー・・・上に飛び乗らなくてよかった・・・
そんなことがあっても、いまだそのバンガローがお気に入り№1です。

そんな、ドキドキが起こるノンキャウですが、この村もほかの村同様ごみが普通に道に捨てられています。特に私たちが恐れているのは廃乾電池です。
ラオスではまだごみのシステムがあまり確立されておらず、道端、川にごみを捨てたり、何でも一緒に燃やしてしまいます。それが紙くずや自然に戻るものならいいのですが、乾電池やプラスティックもそのように扱われています。
しかもラオスで多く売られているのは安い乾電池。それにはいまだ水銀が使われており、すぐに使えなくなります(CDの1曲も聴けないことがあるそうです)。また、かなりもろく中のものがもれやすいので非常に危険です。
単1の水銀電池がもし土の上(中)で破れたら、1㎡を汚染しその利用価値は永久になくなります。また1つの小さなボタン電池は600トンの水を汚染するそうです。
そんな危険なものが豚や牛のえさの近く、水の中、また燃やされています。
怖いですよね。

今、私たちはその廃乾電池を子供たちの協力を得て集める計画を立てています。その処理は大変難しく費用も莫大にかかるのでコンクリートで廃乾電池を固めて コンクリートの建物に保管しようと思っています。まだ処理に関しては調査中、検討中ですので良い案をご存知の方はぜひ教えてください。
とりあえず手始めに廃乾電池を今月、来月から少しずつ集め回ります。
日本の電池は今は水銀ゼロですが、使用後の処理が難しいのは同じようです。私もそれを知って今までの電池の扱いに反省しています・・・どうしても乾電池がいるときは充電式乾電池がいいですね。

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